ASUS Zenwatch 3が届いたので簡単にレビュー

ASUSのスマートウォッチZenwatch3(WI503Q, ガンメタリック・レザーバンドモデル)が届いたので開梱の様子と、今まで使ってきたSonyのSW2と比較したレビューを書きます。

f:id:translucens:20171203002322j:plain:w260f:id:translucens:20171203002323j:plain:w260 箱を開けると時計本体が出てきます。

f:id:translucens:20171203002324j:plain:w260 箱の下側に入っている付属品です。

充電ケーブル(左)はケーブル部分と充電台部分が一体になっています。充電端子の蓋はなく、磁石で時計本体に付くようになっています。

ACアダプタ(右上)は5V, 2Aの出力に対応しています。時計本体の電池容量は340mAhということもあり、充電はすぐに終わる印象です。

台(右下)は本体と充電ケーブルに対応する二つのくぼみがあります。ただの柔らかいプラスチックなのですぐになくしそう……

他には説明書が入っています。

f:id:translucens:20161218001627j:plain:w260 初回起動時(とフルリセット直後)は数分間起動アニメーションが表示された後、各国のようこそ画面が表示されます。

f:id:translucens:20161218001629j:plain:w260 使用する言語を選ぶと、母艦となるスマートフォンとのペアリングの仕方が表示されます。

最初はこのスマートウォッチ上の表示を見て、母艦のAndroidの設定からスマートフォンBluetoothペアリングを行う必要があるのかと思いペアリングしてしまったのですが、そうするとAndroid Wearアプリで時計を見つけられなくなります。ペアリング解除には時計側のフルリセットが必要なので、起動して数分でフルリセットを行いました……

正しい手順は、下記の通りです。

  1. Android Wearアプリをスマートフォンにインストール
  2. Wearアプリからペアリング

f:id:translucens:20161218001631j:plain:w260 Wearアプリとペアリングを行うとしばらくの間更新が行われます。

SW2と比較してレビュー

スマートウォッチとしては、3年前からSonyのSW2を使ってきたのですが、それと比較すると

  • OSがAndroid Wearになったので対応アプリの数が増えた
    • スマートフォン本体を離れたところで充電しているときにGoogle Authenticatorの番号を手元で見られるのが便利
  • 通知のバイブレータは弱め、歩いていると気づきにくい
  • 蓋を開けずに充電できるので蓋の防水性能の劣化を気にしなくて良い
    • 一方で、専用の充電ケーブルが必要なのでmicroUSBの充電器だけでは充電できなくなった。SW2は蓋を開けて充電する仕様だが、3年経った今も特に防水性能には支障はないので気にする必要はないのかも
  • アナログ時計の秒針を連続的に動かせるようになった(ASUS公式アプリで一秒ごとに動かす設定も可能)
  • 画面が鮮やかになった
  • ガラスの淵が斜めに加工されているので、白い文字盤にすると端が虹色になるのが多少気になる
  • FaceDesignerアプリで文字盤を自作することができる。背景や時計の針まで自作の画像にすることができ、カスタマイズの自由度は高い。一方で自作の文字盤ではアンビエントモードになると天気や電池容量、歩数といった時刻以外の情報を表示することができない。

電池の持ちについて

フル充電から12時間使用したところ、電池は20%になっていました。下記のような設定、条件で使用しています。

  • Gmailの通知が30分に1回程度
  • その他プッシュ通知が数回
  • ZenFitアプリで歩数を計測
  • 「常に画面表示」はON

ECOモードの詳細が公式サイトや説明書には書かれていないので書いておきます。スマートウォッチらしい使い方をしようとするとECOモードの常用はできない印象です。寝るとき専用にしようと思います。

  • スマートフォンとの通信を無効化
  • タッチ操作無効化
  • どのボタンの挙動もECOモード解除になる
  • アンビエントモードで手首を振ったときにスリープを解除するかは設定で選択可能
  • ZenFitの睡眠ログ機能はECOモードでも使用可能