Zenwatch 3 のファームウェアMWF76が配信された
Zenwatch 3の新しいファームウェアが配信されたので更新の様子と追加された機能の詳細を書きます。
サポートページによれば2016年12月30日から配信は始まっているようです。徐々に配信されているようで、配信対象になるまでは、時計側の設定メニューからシステムアップデートを選んでも、最新と表示され更新できませんでした。
突然アップデートの通知が来ましたが、電池が40%以上充電されていることが必要とのことで充電を始めます。
充電しておくと通知の内容がアップデート開始の確認に変わり、ダウンロードができるようになります。 ダウンロードの後インストールへ進むと、再起動のカウントダウンが始まり、再起動されます。自動的にリカバリーモードに入り、ファームウェアが更新されます。 ファームウェアの書き換えが終わると、スマートフォン版Androidの更新と同じようにインストール済アプリの最適化等が行われます。 所要時間はダウンロードも含め12分でした。
追加された機能
サポートページによれば、下記のような更新、機能追加がされたようです。 簡単に訳してみます。
Improve item:
1. Fix security vulnerabilities ( Update to Dec 2016 of Android Security Bulletins )
2. Improve the accuracy of algorithm.
3. Improve the stability of Bluetooth and Wi-Fi connection.
4. Remove charging/discharging notification message
5. Update translations in various languages
6. Add notification sound when discharging
更新された項目:
- セキュリティの脆弱性の修正(2016年12月のAndroidセキュリティ情報の対応)
- アルゴリズムの精度向上 →何のアルゴリズムかは不明。歩数が多くカウントされると言われる歩数計だと良いが…w
- BluetoothとWi-Fiの接続安定性の向上 →もともと切断することはなかったので実感はなし
- 充電・放電の通知を削除
- 翻訳の改善
- 放電時の通知音追加 →満充電で充電ケーブルを外すと通知音が鳴る
New Feature:
1. Support algorithm of falling detection (ZenWatch Manager companion app v3.2.0.161220 is needed)
2. Support ECO mode setting in the ZenWatch 3
3. Support "Button setting" for user customization
4. Add new themes for watch face of Aureole, Golden Era, Silver Ribbon, Ostra, Geometry, Signature, Cruise.
新機能:
- 転倒、落下検知アルゴリズムの対応 (Zenwatch Manager v3.2.0.161220が必要)→Managerアプリ側にも特に対応する項目はなく、どのような機能かは不明
- ECOモードの設定追加 →「手首をひねってウェークアップする」
- ユーザがカスタマイズできる「ボタン設定」 →アップデート前から時計上下のボタンにアプリを割り当てられたが、アップデート後も特に違いは見られない
- 時計盤のテーマ追加 →母艦側のZenwatch Managerの更新(v3.2.0.161220)で追加されたクリスマステーマの追加を指す?
新機能とされている「手首をひねってウェークアップする」機能ですが、更新前から設定可能だったように思います。 ECOモードでない通常状態でも同様の設定ができるとよいのですが。