CICの信用情報開示にOliveフレキシブルペイの4708から始まる番号は使えない

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CICの信用情報開示にOliveフレキシブルペイの4708から始まる番号は使えないので、他のカードがあればそれを使うのが良い

詳細

CICの信用情報をインターネットで開示するため、Oliveフレキシブルペイの4708から始まる番号を使って開示請求をしようとしました。 Oliveはクレジットモードに設定し、デビットの上限額は0円にしていました。

インターネット開示では、まずカードの契約に使った電話番号から指定のナビダイヤルに電話をかけ、規約を聞いてからその同意をし、利用するクレジットカードの有効期限の年月を入力する必要があります。 最後にアナウンスされる6桁の受付番号を聞き終わるまで、だいたい2分程度かかり電話代は60円程度です。

www.cic.co.jp

CICのWebサイトに戻り、必要事項を入力し、手数料(500円)を決済しようとすると、次のようなアラートメール(抜粋)が来て進めなくなります。

カード(デビットモード)がご利用頂けなかったお取引がございましたのでお知らせいたします。

利用不可理由 アプリから利用停止設定中

◇利用日  :2023/
◇利用先 :SI- AI SI-
◇利用金額:1円

クレジットモードに設定しているのにデビットモードにされるのは謎だと思いつつ、アプリからデビットモードの限度額を1万円にして再度やってみます。 そうすると、今度はクレジットモードで手数料分のオーソリが来ますが、直後に取り消されてしまいます。

ご利用カード:Olive  ゴールド/クレジット

◇利用日:2023/
◇利用先:SI- AI SI-
◇利用取引:買物
◇利用金額:500円
ご利用カード:Olive  ゴールド/クレジット

◇利用日:2023/
◇利用先:SI- AI SI-
◇利用取引:返品
◇利用金額:-500円

ここでOliveには「クレジットモード専用のカード番号」(4980から始まる)もあるのを思い出しましたが、こちらは4708の番号の有効期限とは1ヶ月ずれた有効期限が設定されており、4708の番号用に取得した受付番号を流用することはできません。 また失敗するとナビダイヤルの電話代がかさむので、Oliveは諦めてANAカードで決済しました。

qa.smbc-card.com

東海道新幹線のモバイルオーダーでシンカンセンスゴイカタイアイスを買ってみた

2023年11月から車内販売がなくなった代わりにグリーン車のみのモバイルオーダーに切り替わった東海道新幹線ですが、利用する機会があったので#シンカンセンスゴイカタイアイスを買ってみました。

ちなみにグリーンポイントプログラムを利用しましたが、これももうすぐ無くなりますね。

休日の夕方で席は8割程度埋まっている状況でした。

発車直前の座席表、8割程度埋まっている

注文まで

前の座席の雑誌入れにモバイルオーダーやサポートコールサービスの案内の紙が入っています。「時代の先端を行く雑誌」Wedgeなどが手前に入っているので、言われないと気付かないかもしれません。

座席の雑誌入れにモバイルオーダーやサポートコールサービスの案内の紙が入っている

注文の様子

案内の紙に印字されているQRコードを読むと注文画面が出ます。ドメインを見るとLinktoというSaaSを使っているようです。QRコードの下に編成記号(J12とか)が書いてあるのを見ると、注文システムの店舗=編成と設定されているように見えます。列車が東海道新幹線区間から出ると閉店中の画面になっていました。

QRコード経由で不審なサイトへ誘導される事案も聞いているので、知らないSaaSドメインよりJRのサブドメインになっている方が個人的には安心できます。

www.seiko-sol.co.jp

モバイルオーダートップ画面

注文できる商品

利用した列車では飲み物と食べ物が注文できる状態でした。公式サイトではアイスクリーム用のスプーンがあったので、それを期待していたのですがこの列車では扱っていないようでした。

注文できる商品。自動スクロールがうまく働かず商品とかぶってしまった

最近の新幹線ではモバイル回線の混雑が激しいのと、商品のサムネイル画像のサイズが大きい(例えばビールのサムネイル画像は1000x750px, 300KB以上ある)ので表示に時間がかかります。ドコモとUQモバイルの回線で開いてみましたが、どちらも似たような感じでした。

公式サイトの商品一覧はこちら。 www.jr-cp.co.jp

注文の流れ

まずは商品とその数量を入れます。よくあるECサイトでカートに入れるのと同じです。

商品と数量を入れる

次に列車番号と席番号、降車駅を入れます。代金はサイト上ではなく、商品提供の時に現金もしくは交通系ICカードにて支払います。

列車番号、席番号、降車駅を入れる

注文確認画面では10分程度となっていますが、7分後にスゴイカタイアイスが提供されました。 硬いのでしばらく待ってからお召し上がりください、と案内される通りで十数分は硬いままでした。

7分後にスゴイカタイアイスが提供された

周りを見ると2,3人使っている人がいる感じでした。上りだと小田原から新横浜の間あたりでサービスは終了します。

従来のカートによる車内販売だと、いつ来るのかわからなかったり、呼び止めた後急いで商品を選ばないといけなかったり(カートが通路を塞ぐので)する面がありましたが、任意のタイミングで焦らず商品を選べるのは良い点です。 一方でサイトの画像が重いのでページの読み込みに時間がかかるのは改善点に感じます。今回は注文が完了するまでに7分弱の時間を要しました。

サポートコールサービス

画面を開いただけでサービスは利用していません(呼ばなくても空き容器は回収に来てくれた)が、こちらはヤマハSaaSのようでした。Flutter Web製なんですね。

サポートコールサービス

旧NISAを新NISAに移行する方法を検討、設定した話

今メインで使っているSBI証券で2024年からの新NISAの積立設定が始まったので、旧NISAの片付けを検討し新NISAの設定をしました。

お約束

ご自身の税務上の扱いは専門家にご相談ください

概要

旧NISAから新NISAへの移し替え

図のように、旧NISA枠にあった米国ETFと課税口座にあった信託報酬の高い、古い投信を売却し、新NISAの枠をeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を買って埋めていきます。

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契約からずっと有料トッピングしていなかったpovo2.0回線の停止、解約予告が来た

2021年9月29日に申し込み、9月30日にMNPにて回線を有効にしたpovo2.0の回線ですが、#ギガ活やキャンペーンのトッピングは何度かしていたものの、有料のトッピングは一度もしていなかったので5月12日付で停止、解約の予告が届きました。 その後5月19日にも再度予告メールが来ました。

停止の予定日である2022年5月23日は開通日からは236日目なので、公式に案内されている180日よりはかなり猶予があります(もしくはシステム実装に時間がかかったのかもしれません)。

メールとSMSの両方に予告が届いています。メールの方が情報量が多いようです。

停止予告メール
停止予告SMS

一度停止された後、トッピングしたらどの程度で回線が復活するのか見てみることにします。 一度回線が停止するとトッピングはサポートへの問い合わせが必要とのことで、回線が有効なうちにデータ使い放題(24時間)のトッピングをすることにしました。

節税向け生命保険「明治安田生命じぶんの積立」に加入してから解約までの話

5年前の2016年の年末に加入した「明治安田生命じぶんの積立」の払込期間が終わったので解約しました。

この保険は生命保険料控除を利用した節税に向いていることが知られています。一方で「ドアノック商品」とも言われていますが実際のところどうだったのか記録します。 diamond.jp

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ドアノック商品であることは事実で、何度か勧誘がありましたが、スルーしました。

時系列

2016年11月 新規契約

当時この保険はインターネット経由での契約はできなかったので、支店の予約を取り訪問しました。 支店の入口が奥まったところにあり、探していたら時間がかかってしまい若干遅れていったこともあってそれほど勧誘はされませんでした。 「目的は何でしょうか」「節税です」「ではパンフレットをお持ちください」程度のやりとりでした。

2017年、2018年頃

担当営業から「ご挨拶がしたい」と称して何度か平日日中に電話がかかってきました。対面で話したいので指定の場所に来るよう言われましたが、忙しいので挨拶は電話でいいですよーとかわしました。

2019年

電話で塩対応を続けていたからか、担当営業所が「トレーニングセンター」に代わったとの通知が来ました。 その後しばらく連絡はありませんでした。

2020年

住所近くの営業所に担当が代わったとの連絡が来ました。 別の商品の提案書が送られてきた記憶があります。

2021年

Webのフォームから解約の連絡を入れました。Webでは手続きそのものはできず、営業担当からの電話を待つ必要がありました。 解約手続きの方法は2つあり、営業担当者の持っているタブレット端末に入力する方法と、郵送にて書面を送る方法があるそうです。担当者はタブレットを推していましたが、他人との接触を控えるよう言われている時勢でもあり郵送にしました。

約款には印鑑証明書の提出が必要だと書かれていますが、実際は本人確認書類のコピーと申請書(住所や振込先は印字済で署名のみ)の2つが必要でした。先方には火曜日に書類が到着した(はず)で、その週の金曜日に解約返戻金が振り込まれていました。

解約後3年間はこの商品へ再加入することはできません。

金融商品、資産運用としてどうなのか

貯蓄向けとうたっている商品なので、利率を計算します。毎月1万円×60回で元本は60万円、返戻金は602,440円です。10000^(1/12)r + 10000^(2/12)r + ... + 10000^(60/12)r としてスプレッドシートのゴールシークで解くと、単利で約0.160%/年となりました。ネット銀行のキャンペーンの定期預金並の金利ですね。

他の貯蓄型の生命保険は低解約返戻金型で払込期間が終わらないうちに解約すると必ず元本割れするものが多い中、いつ解約しても元本は戻ってくるのも使い勝手の良い点と言えます。